「ホームセキュリティを入れるなら、やっぱりセコムかALSOKだろうけれど、結局どちらがいいの?」——そう迷う方は、とても多いものです。どちらも名前はよく知っているけれど、料金やサービスの違いまではよくわからない、というのが正直なところではないでしょうか。

この記事では、セコムとALSOKを「料金」「サービス」「駆けつけ体制」の3つの角度から、できるだけ中立に比べていきます。どちらが一方的に優れている、という話ではありません。大切なのは「我が家の条件に、どちらが合うか」です。

掲載する数字はすべて、2026年5月時点の各社公式サイト・IR情報で公表されている代表例にもとづくものです。料金は住まいや取り付ける機器で変わる「目安」である点を、はじめにお断りしておきます。

この記事は、セコム公式・ALSOK公式およびIR資料の公表情報(2026年5月時点)をもとに作成しています。金額は各社の公表表示にしたがい税込・税抜の別を明記していますが、表示の前提(税の取り扱い・含まれる機器など)が各社で異なる場合があります。実際のプランや費用は住まい・設置内容で変わるため、最終的な比較は両社の無料資料・見積りでご確認ください。

セコムとALSOK、どちらも「駆けつけ型」の二大手

まず前提を整理します。セコムもALSOKも、家に取り付けたセンサーが侵入や火災などの異常を感知すると、警備会社のセンターへ自動で通報し、警備員(緊急対処員・ガードマン)が現場へ駆けつける仕組みを持っています。これを、ここでは「駆けつけ型」と呼びます。

つまり、どちらも「異常があれば自動でプロが向かってくれる」という、もっとも基本となる安心の形は共通しています。そのうえで、料金やサービスの細かい中身に違いがある、という見方をすると分かりやすくなります。

✓ この記事での比較対象

ここでは戸建向けの代表的な「駆けつけ付き」プラン(セコム「セコム・ホームセキュリティNEO」/ALSOK「HOME ALSOK Connect」オンラインセキュリティ)を中心に比べます。それぞれの仕組みの詳しい解説は セコムとは?の記事 もあわせてご覧ください。

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戸建の料金を比べる|月額と初期費用の目安

気になるのは、やはりお金のことですね。両社とも、機器を「買い取る(お買い上げ)」「借りる(レンタル)」かで、月額と初期費用の組み合わせが大きく変わります。下の表は、各社公式が公表する代表例(戸建・2026年5月時点)を並べたものです。

項目セコム(戸建NEO)ALSOK(HOME ALSOK Connect 戸建)
買い取り 月額4,700円(税込5,170円)4,070円(税込4,477円)
買い取り 初期費用機器買取 474,760円(税込)機器買取 272,250円(税込)
レンタル 月額7,700円(税込8,470円)7,150円(税込7,865円)
レンタル 初期費用工事料 64,680円(税込)+保証金 20,000円0円
初期0円プランゼロスタートプラン 月額 税込8,668円

📊 料金の読み解き方(2026年5月時点・各社公式が公表する代表例)

  • 毎月の負担を抑えたいなら「買い取り」。まとまった初期費用はかかりますが、月額は両社とも税込でおおむね4,000〜5,000円台に収まります。
  • 初期費用を抑えたいなら「レンタル」。月額は税込で7,000〜8,000円台と高めですが、機器代のまとまった出費を避けられます。
  • ALSOKには初期費用0円の「ゼロスタートプラン」(月額 税込8,668円)もあり、最初の出費を最小限にしたい方の選択肢になります。

※金額は住まいの広さ・窓や扉の数・取り付ける機器で変わる目安であり、各社公式の公表値(2026年5月時点)です。税込・税抜は各社の公表表示にあわせて記載していますが、含まれる機器や工事の範囲・前提が各社で異なる場合があるため、ここでの並びはあくまで参考です。正確な比較は必ず同じ条件で資料・見積りを取ってご確認ください。

こうして並べると、「どちらが安いか」は条件によって変わり、一概には言えないことが分かります。公表されている代表例の数字だけを単純に比べると、買い取りの初期費用や月額はALSOKのほうが低めに見えますが、含まれる機器やセンサーの数・工事の前提が各社で異なるため、同じ内容どうしの比較とは限りません。支払い方や住まいの条件次第で、有利なほうが入れ替わるのが実情です。セコムの料金の詳しい内訳は セコムの料金の記事 でも解説しています。

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サービス・駆けつけ体制で比べる

料金の次は、サービスの中身です。両社とも基本となる「駆けつけ型」の警備は共通していますが、家庭向けの選択肢の幅には特徴があります。下の表で全体像をつかんでください。

項目セコムALSOK
基本の警備駆けつけ型(異常時に警備員が自動で急行)駆けつけ型(異常時に警備員が自動で急行)
手頃な自主確認型家庭向けIPカメラ等を提供セルフセキュリティ 月額990円(税込)〜
家庭向けカメラありあり
料金の幅戸建の駆けつけ付きプラン中心月額990円の自主確認型〜駆けつけ付きまで幅広い

ここで注目したいのが、ALSOKには月額990円(税込)から始められる「セルフセキュリティ」がある点です。「いきなり本格的な契約は迷う」「まずは手軽に始めたい」という方には、入口の選択肢になります。ただし、これは次の見出しで触れる「自主確認型」で、駆けつけ型とは仕組みが異なります。

セコムも家庭向けのIPカメラなどを提供しており、両社とも「本格的な駆けつけ」から「手軽なカメラ」まで、複数の選び方を用意しています。どの形が自分の不安に合うかを考えることが、比較のコツです。

「駆けつけ型」と「自主確認型」の違いに注意

ここは、料金だけを見て選ぶと後悔しやすい大事なポイントです。同じ「ホームセキュリティ」という言葉でも、「駆けつけ型」と「自主確認型」では、いざというときの動きがまったく違います

⚠ 月額が安いプランは「自分で確認」が基本

ALSOKの「セルフセキュリティ」(月額990円・税込〜)は、センサーが異常を感知すると利用者のスマホなどに通知が届く「自主確認型」です。映像などを自分で確認し、必要だと判断したら駆けつけを依頼する仕組みで、常時の自動駆けつけは標準には含まれません。

依頼して駆けつけてもらう場合は、出動1回につき7,700円(税込)が別途かかります(依頼駆けつけオプションは月額1,100円・税込)。いずれもALSOK公式の公表値(2026年5月時点)です。手軽な反面、「外出中や就寝中で通知に気づけない」ときの備えとしては性格が異なる点に注意が必要です。

一方、「駆けつけ型(オンライン警備)」は、異常を感知すると利用者の判断を待たずに警備員が自動で向かうのが特徴です。外出中でも、ぐっすり眠っている夜中でも、プロが動いてくれる——この「自分が気づかなくても対応してもらえる」安心が、駆けつけ型の大きな価値です。

  • 駆けつけ型……異常検知で警備員が自動で急行。月額は高めだが「気づかなくても対応」
  • 自主確認型(セルフ・カメラ)……自分で映像確認が基本。月額は手頃だが「自分の対応」が前提

どちらが良い・悪いではなく、「24時間プロに任せたいのか」「まずは自分で確認できればよいのか」という、求める安心の形の違いです。なお、いずれの仕組みでも被害を「絶対に防げる」わけではなく、侵入に手間と時間をかけさせて犯行をあきらめさせ、被害に遭うリスクを下げることが基本の考え方です。在宅時の不安については 在宅時の侵入対策の記事 も参考になります。

実績・拠点数で見る安心感

長く付き合うサービスだからこそ、会社の規模や実績も気になるところです。各社が公表している数字を、こちらも中立に並べておきます。

約264万件
セコムのオンラインセキュリティ契約件数(業界No.1とセコムが公表/2025年9月末時点)
約2,500ヵ所
セコムの全国の緊急発進拠点(セコム公表)
521,662
ALSOKのHOME ALSOK事業 契約件数(2025年3月期・ALSOK公式IR)

契約件数で見ると、セコムは約264万件で「業界No.1」と公表しており(セコム公表・2025年9月末時点)、規模の大きさが安心材料になる方も多いでしょう。緊急発進拠点も全国に約2,500ヵ所を構えています(いずれもセコム公表)。

ALSOKもHOME ALSOK事業で521,662件(2025年3月期)の契約があり(ALSOK公式・IR)、家庭向けでも実績を積み重ねています。どちらも全国に拠点を持つ大手であり、「実績の数字が大きいほど自分に合う」とは限らない点も覚えておきたいところです。利用者の評判については 口コミ・評判の記事 もご覧ください。

こんな迷い、ありませんか?

「両社のチラシを見ても、条件が違って比べづらい」「営業の人に聞くと、その会社が良く見えてしまう」——こうした戸惑いは、一般によく挙げられる傾向です。だからこそ、同じ我が家の条件で、両方の見積りを並べて見るのがいちばん確実です。感じ方や合うサービスには個人差があります。

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  • 我が家の窓・扉に合わせた目安を確認できる
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結論|両方の資料を取り寄せ、我が家の条件で比べる

ここまで見てきたとおり、セコムとALSOKはどちらも実績のある大手で、基本の「駆けつけ型」警備は共通しています。料金は支払い方や住まいの条件で有利なほうが入れ替わり、サービスの幅もそれぞれに特徴があります。

つまり、「どちらが絶対に良い」と一律に決められるものではないのです。広告や口コミだけで決めると、我が家の事情と合わないこともあります。だからこそ、いちばん確実なのは——

  • 両社の資料を無料で取り寄せ、同じ土俵に並べて比べること
  • 我が家の窓・扉の数、家族構成、在宅時間を伝えて見積りをもらうこと
  • 月額だけでなく、初期費用・契約年数・駆けつけの仕組みまで合わせて確認すること

資料請求はどちらも無料で、ネットから数分の入力で取り寄せられます。「比べてから決める」——この一手間が、後悔のない選択につながります。資料請求から契約までの流れは 資料請求の流れガイド にまとめました。ホームセキュリティ全体の考え方は 総合ガイドの記事 もあわせてどうぞ。

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  • 資料請求は無料・費用も契約義務もなし
  • 同じ条件で料金・サービス・駆けつけ体制を比較できる
  • 業界最大手とセコムが公表する実績や、24時間の駆けつけ体制を確認できる
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よくある質問

結局、セコムとALSOKはどちらが安いですか?
一概には言えません。2026年5月時点の各社公式が公表する代表例(戸建)では、買い取りの初期費用や月額はALSOKのほうが低めに見えますが、含まれる機器や工事の前提が各社で異なるため、同じ内容どうしの比較とは限りません。レンタルの月額は税込でほぼ同水準です。金額は住まいや機器で変わる目安のため、料金の記事を参考にしつつ、同じ条件で両社の見積りを取って比べるのが確実です。
月額990円のプランでも駆けつけてもらえますか?
ALSOKのセルフセキュリティ(月額990円・税込〜)は「自主確認型」で、異常を自分で確認し必要時に駆けつけを依頼する仕組みです。常時の自動駆けつけは標準では含まれず、依頼駆けつけは出動1回7,700円(税込)が別途かかります(いずれもALSOK公式の公表値・2026年5月時点)。24時間プロに任せたい場合は「駆けつけ型」のプランが対象になります。
セコムとALSOK、両方に資料請求しても大丈夫ですか?
はい、問題ありません。資料請求はどちらも無料で、契約の義務もありません。むしろ両方を取り寄せて、同じ条件で並べて比べることをおすすめします。流れは 資料請求ガイド をご覧ください。
セキュリティを入れれば、被害は完全に防げますか?
「絶対」や「100%」はありません。ホームセキュリティの考え方は、侵入に手間と時間をかけさせて犯行をあきらめさせ、被害に遭うリスクを下げる(抑止する)こと、そして万一のときに早く対応してもらうことです。自分でできる戸締まりなどの対策と重ねることが効果的とされています。

※ 各社の料金・サービスは、セコム公式(料金)ALSOK公式(料金) の公表情報(2026年5月時点)をもとにしています。